議案に対する討論が少ない。
議案に対する結論を出すまでには、以下の2パターンがあります。
【即決】議案上程⇒質疑⇒討論⇒採決
【委員会付託】議案上程⇒質疑⇒委員会付託⇒委員会報告⇒質疑⇒討論⇒採決
委員会付託とは、委員会(だいたいは、総務建設委員会(8議員)か、教育民生委員会(9議員のどちらか)に預けて時間をかけて議論すること。
どちらのパターンでも、議案に対する採決をとる前に、
「質疑」の時間と、「討論」の時間があります。
「質疑」の時間には、議案について当局に聞いたり、議会の委員会で議論した内容を委員長から聞いたりします。してもしなくてもOKです。
「討論」の時間には、議案への賛成or反対を理由と共に述べ、他議員の賛同を求めます。してもしなくてもOKです。討論できるのは、1議案に1人1回だけです。
すべての議案について、質疑や討論をする議員がいるわけではありません。
でも、これをしなければ、傍聴に来ている方や後で議事録を読んだ方が、どういう議論がなされて、各議員がなぜその議案に賛成(もしくは反対)なのか全く分かりません。
今回の土地開発公社の解散、41億円の借金の返済の仕方を決める議案でさえ、討論を行う人はほぼいませんでした。
他の市町村の議会と比べてどうなのかは分かりませんが、もっと討論をする議員さんが増えればいいなと思います。